2016年8月7日（日） vsバルドラール浦安@小田原アリーナ

特別寄稿　フニャトラスさくぱん

お暑うございます。リオ五輪楽しんでますか？
えーサクパンです。フニャトラスのサクパンでございます。
普段はウナトラスの皆さんの観戦記を楽しみに拝見しておりますが、この度観戦記のオファーを頂き、~~めんd..~~現場にいらしたウナトラスメンバーを差し置いてワタクシなぞがと固辞したものの、ウナトラスのこーちゃんさんがどうしてもラーメンなどを奢らせて欲しいと懇願するので今回そういうことになりました。

当日試合会場に入ってからのQKK（急に観戦記書け）だったため何の準備もしておりません。微かな記憶と伝聞と憶測を交えて着地点を探りつつ観戦記を書き始めたいと思います。

今シーズンに入ってから2勝4敗1分けという破竹の勢いのまま臨んだ第８節。対戦相手はバルドラール浦安。我らがホーム浜松アリーナで勝ち点３をプレゼントしてくれた”初めての人♥”ということもあり、私が一方的に好意を抱いているチームです。

ハイライト

「ユーダイコエダシテ！」
先発出場のゴレイロ岩﨑雄大に、GKコーチ守田マルコスが試合前に大声で放った言葉です。
この言葉が本人にどれほど通じたのか、遠くで見守る我々には知る由もありませんが意外にも我々のいる応援席には深く深く突き刺さりました。
「ユーダイコエダシテ！」　「ユーダイユカフイテ！」　「ユーダイウシロウシロ！」
事あるごとにカタコト日本語で声援を送るウナトラス。そんな応援が功を奏したのか「超神セーブ」という程でもないけど、「かなりなナイスセーブ」を連発！ホント連発!!

声を出したり床を拭いたり大活躍

「天才少年」

累積イエローで松浦勇武と大野一輝を欠いて臨んだ我が軍は故障治療中の野嶋倫と今まで出番に恵まれなかった山桐正護がベンチ入り。久々にみる山桐のプレーは緊張からかちょっと遠慮気味、オジサンもっと思いっきりプレーするところが見たかった。彼からしてみれば一回り以上年上のオッサンだらけの環境で少し委縮したのかな？

「ハッピーバースデー」
選手がそろって挨拶のときに、あるお客さんに向かって「誕生日おめでとうございます」のご挨拶。

これはやられた方はうれしいでしょうね。ピンドンおろしちゃうよね!!

試合

試合は「前半番長」の我が軍にふさわしく山蔦のゴールにより1-0で前半を終え、後半に入って案の定1-2に逆転されるという伝統芸を披露。我が軍のキラーコンテンツであるパワープレーも一通り繰り出して、最終的に1-3くらいかな？帰りは何食べっかな？とソワソワし始めた後半19分、
値千銀の銀島同点ゴール！！！
熱狂するウナトラス。後半の残り時間は60秒。勢いは我が軍にある。さぁ、どう出る保田浜松?!
パワープレーの応酬の後半残り19秒でタイムアウト。保田監督がとった戦略はなんと「パワァプレイ継続」。。。勝ちに行くのか！
「ぱ、ぱわぁぷれい？」　このとき我々全員の脳内には寸分違わぬ同じ映像が再生されていたことを白状します。なにしろ我々の辞書には

ぱわぁぷれい(Power Play)【名詞】　返されるもの。失点フラグ　－ヲカエサレル
　【類義語】よわぁぷれい　　　【派生語】PPG 〔パワァプレイガエサレ〕

という説明しか載ってないのですもの….

ワカタヨやっさん！俺らぁアンタを信じてついてくぜ。ヤイソーハママトゥ

この勝ちにこだわった保田監督の英断は選手の必死の頑張りもあり、得点さえ奪えなかったものの2-2のスコアレスドローにより見事にチームに勝ち点１をもたらした。リスクを顧みずあくまで勝ち点３にこだわる積極的な姿勢。これはもうプレーオフ進出を狙うに相応しい闘う集団のそれである。

我々もブクブク太ってる場合ではない

そう決意を新たにして恵比須顔で小田原アリーナをあとにしたのである。

応援

ホームゲームではウナトラスとフニャトラスは分裂応援をしているので、一緒に応援するのは緊張しますね、太鼓も普段と違った変則リズムで打ってくるのでついていくのがやっとでした。
少人数だったこともあり、新チャントを探り探り「トゥルトゥル」歌ってる間に失点シーンを見逃すなど「らしさ」を存分に見せることが出来ました。

グルメ
保田監督の英断が「同点で逃げ切るためのパワープレーです。（ｷﾘｯ」だったことが判明し、安心してブクブク太れることがわかった我々は試合後小田原駅に集合し、死んだ魚の生肉やそれらを油で揚げたものを思い思いに食し、それぞれの帰路につきました。